100日後に死ぬワニ

ここ1ヶ月ほど追っていた、100日後に死ぬワニの完結を見た。

死を前提としたTwitter連載マンガ、それも100日連続っていうのが風変わりで面白いなぁというキャッチーさで初めは読み始めたわけだが、途中からその設定や背景に飲み込まれるようになった。

まず、死が予めわかっていながら読み進めるという行為をどこかでやったことがあると思い、記憶を辿ると、アンネの日記がまさにそれだったということがある。
アンネの日記の概要は有名すぎる話だが、恥ずかしいことに、同書を読んだのはたった1年前、2019年の2月ごろだったと思う。ざっくりと、アウシュヴィッツ・ナチス・少女の手記というキーワードのみが頭の中にあり、獄中手記のようなものをイメージしていたが、全く違った。そこには、少女のイキイキとした生が書かれており、その子の生活が目に浮かんだ。そして、ページを追うごとに、残りのページ数を意識するたびに、いつその日が来てしまうのか、どういう流れで話が終わってしまうのか、一種の物語性を求めてしまった。

だが、アンネの日記は、100日後に死ぬワニと同様に、唐突に終わる。

死は、いつ訪れるかはわからない。それは、事故という形かもしれないし、より理不尽な形かもしれないが。

そのようなことを一つの作品として改めて提示してくれたきくちゆうきさんには感謝をしています。
今の自分の人生が、いつ終わるかもわからない、大切な人がいつまでも当たり前に隣にいてくれるとも限らない。
一説によると?、きくちゆうきさんの友人とのエピソードがこの物語の製作背景にあるのではないか、とか。
書籍化、映画化もするそうなので、どちらもチェックしたい。

また、この話題に並行して見つけた、みゆきさんの例にも、心を打たれた。

自分の人生を、大切な人たちとの人生を、大事にしていきたい。

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